2014年7月26日星期六
【中日・岩瀬の400S一問一答】うまくいかないというか…
セ・リーグ、中日7-5巨人、14回戦、巨人9勝5敗、26日、ナゴヤドーム)中日・岩瀬仁紀投手(39)が今季18セーブ目を挙げて、通算400セーブを達成した。
(お立ち台で)
--400セーブの大記録です
中日・岩瀬 「そうですね。ホッとしているというか、うまくいかない(1回1失点)というか…」
--ツーアウトから巨人もねばってきた
「ツーアウトだったからよかった。ツーアウトだからあわてたというか、急ぎすぎました」
--最後の1球はバランスを崩されて…
「スライダーを投げたんですけど、こけちゃいました」
--400という数字については
「1つ1つの積み重ねでここまできたんですけど、これからもありますんで、もうちょっとゼロで抑えるようにしていかないと」
--前の区切りと違い、『400は意識して達成していく』とおっしゃっておられていた
「きょう決める気持ちでいったんですけど。『もっとしっかりしろ』って自分に言いきかせてました」
--苦しんでの400セーブ
「ホントに苦しんだかなと。自分らしいとも言えるけど」
--支えてくれた方がたくさんおられると思いますが、どなたにまず伝えたいですか
「もう、僕の周りの人たちすべて。僕以上に痛い思いをしている両親にも」
--ファンに対しては
「ありがとうございます。これからももっとがんばりますんで」
--これで首位巨人とも4・5差になりました
「とりあえず、前のカード(7月4-6日)で3連敗しているので、あしたも勝ってやり返したい」
(テレビ取材から)
--最後はバランスを崩されて
中日・岩瀬 「つまずきましたね。まあ、アウトになってくれればいいかなと」
--王手がかかったマウンドに、どんな気持ちで上がったのか
「きょうは最初から一発で決めてやろうと。ずっと(節目のかかった試合は)失敗してきたので。今まで意識せずにそうだったので、きょうは意識してやろうと」
--400セーブを達成して、改めて印象に残っている試合は
「今言われても出てこない。おそらくいっぱいあったと思うけど、どれとも言えない。1つだけ言えるのは、400には入らないけど、(2007年に山井の八回まで完全をリリーフした)日本シリーズは別物ですね」
--ここまでやってこられた要因は、何だと思いますか
「まあ、何より大きなけがをしなかったことが一番」
(ペン記者の囲みで)
--自分らしいとおっしゃられた
「そんなにすんなりとはいかないのが、自分らしいかなと」
--空振りを取った最後のボールは
「抜けてますよね。自分でどこに行くんだろうという感覚で。(スライダーを投げたけど)完全なチェンジアップになっていた(笑)」
--落合GMにあと100セーブを言われましたが…
「別にそこを意識するんではなく、1つ1つの積み重ねが数字になって上がってくる。毎日、一生懸命するしかない。自分のスタイルは変わらない」
--セーブは当たり前で、負けて取材を受けることが多くなっているが、セーブに成功して取材を受けるのは、また違った感覚が…
「きょうも(点をとられて)あまり変わらないですよ(笑)。不思議だなとは思います」
--セーブではずっと先頭を走っている。その気持ちは
「特別考えてはなかったですけど、『自分のゴールはどこなのかな?』って考えたりしますけど。それ(ゴール)はいつ訪れるのかわからない。ただ、今できるうちは、しっかりやりたい」
--難しくなっているところとは
「そこまで変わることはないけれど、ボールが高くなりがちになるとか、前は意識しなくても低めにいっていたので」
--今季は登板間隔があくこともあって、調整の難しさもあった
「試合の展開によって、投げるピッチャーなんで、あいたという感じを出さないようにはしている。投げないことが多かったので、今まではそんなことがなかった。あいたら、あいたときの勉強をさせてもらっている」
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