Amazon、スマホ決済サービス「Amazon Local Register」発表、Squareらに対抗

米Amazonは8月13日(米国時間)、スマートフォン、タブレット端末でクレジットカード決済を可能にする「Amazon Local Register」を発表した。米Squareや米PayPal(eBay)らが競合するモバイル決済分野への参入となり、低い手数料やAmazonのサポートなどを差別化とする。 【もっとほかの写真をみる】 Amazon Local Registerは、専用のカードリーダーを挿入することでスマートフォンやタブレットで、クレジットカード/デビットカードを利用した決済を提供できるサービス。カードはVISA、MasterCard、Discover、American Expressに対応、主としてレストランやカフェ、フードトラック、洋服ショップなど、高価なクレジット決済システムを導入していないローカルビジネスを対象としたもので、Twitterの共同創業者Jack Dorsey氏がスタートしたSquareやPayPal（「PayPal Here」）の後に続くものとなる。Amazonの決済子会社Amazon Paymentsのサービス事業となる。 Amazonは後発組ながら、いくつかの差別化を図っている。まずは、手数料の低さでAmazonでは取引に対する手数料として2.5%を徴収する。これはSquareの2.75%、PayPal Hereの2.7%より低い比率となる。さらには、2014年10月31日までに登録すると、2016年1月1日まで1.75%になるキャンペーンも実施する。売上金額は最短で翌営業日に登録した銀行口座に入金されるという。契約は不要で、サービスを利用するための月額料金などもない。 もう1つの特徴が、顧客サポート。専用の顧客サポートチームが電話か電子メールでサポートするほか、Kindle Fire HDXユーザーなら「Mayday」でもサポートを受けられる。顧客はアプリ内のレポート機能を利用して、利用履歴を追跡したりトレンドの分析も可能という。 専用のカードリーダーは10ドルで、端末のイヤホンジャックに挿入する。端末はAmazonの「Kindle Fire HD」のほか、iPhone(iPhone 4/4s/5c/5/5s)、Android(Samsung Galaxy S3/S4/S5)に対応する。まもなく発売予定のFireスマートフォンでも利用できるとのことで、同日より出荷を開始している。専用の決済アプリもAmazon App Store、Apple App Store、Google Playで、同日無料で公開した。 吉田かばん カバン ブランド 吉田カバン スーツケース ブランド クレドラン ブッテロ メンズ バッグ ブランド tough